落日燃ゆ

読み出すと止まらなくて、一日つぶして一気に読んだ。
小説として、文句なしに面白い。
何度も軍部に邪魔されて、労してきた策がつぶれてしまった時、彼は何を思ったのだろう。
当時の軍上層部は、超エリート集団だったはずだが。
エリートは自分の正しさを確信すると、何も見えなくなるのか。

あと、この作品のもう一つの物語は、主人公広田弘毅の死生観を醸成していった出来事。
小説という形式だと、それぞれの出来事が結末につながっている強い線になって描かれる。
歴史に名を残す、というのは、いかに非凡な生き方か。
平凡な生き方をして、人生の半分以上を過ごした身には、考えさせられる。


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