帰阪(後編)
今回は、そのまま関空行きの便に乗り継ぐので、エレベータで待合室へと向かう。
ちょうど夕食の時間だったので、崎陽軒の中華弁当を買ってラウンジに持ち込む。
ビールを飲みながら中華弁当を食べる。
これがなかなかうまかった。
すっかりいい気分になって、関空行きの飛行機が待つ搭乗口へと向かう。
今度はB777-200。大型機でしかもスーパーシート。
さっき乗った、DHC-8-400よりもシートピッチが狭いらしいB737と比べるまでもなく、広々としている。
もっとも、大館能代-羽田便は、隣は空席だったのでゆったりできたが。
スーパーシートは空席が目立つが、その後ろの前方普通席は空席が見あたらない。
後部座席は空席が多かったかもしれないが。
飛行機はさほど待たずに羽田空港を離陸。
東京タワーを眼下に見つつ、右旋回しながら上昇していく。
西の方が天気が悪いのか、地上の明かりは途切れ途切れだ。
時間が遅いので、軽食ではなく茶菓が振る舞われる。
茶菓はオーガニック野菜スイーツ専門店「ポタジエ」(Potager)のお菓子だった。
もうアルコールは十分なので、コーヒーをもらう。
東海道の海岸線沿いはずーっと光の帯が連なっているはずだが、外は雲が多いのか所々途切れている。
シートベルト着用サインが点灯。
関空の手前で何度が旋回したので、大阪湾をぐるりと回って南向きに着陸するのかと思った。
前方のスクリーンには、右側の滑走路が真正面にきている。
このまま着陸すると、新しくできた滑走路に初めて降りることになる。
やったー、と思ったが、着陸すると左手に見慣れたターミナルが見える。
ぐるぐる回ったように思ったが、北東向きに着陸したようだ。
夜も遅いので、ひょっとすると、と期待したのだが。
荷物を受け取ってバス乗り場へ。
最終のバスまではまだ時間があるので、ゆっくりしていたら、もう一本前のバスが止まっていた。
ひょっとしたら間に合うかも、と慌てる。
係の人に言うと、ちゃんと待ってもらえた。
あわてて切符を買ってバスに乗り込む。
いつもは混雑している印象がある遅い時間のバスだが、今日は空いていた。
シートを思い切り倒して少し眠る。
バスだと(空いていた場合だけだが)スーパーシートに乗った贅沢の余韻が家のすぐ近くまで持って帰ることができるのが利点だ。
結局、雪にも降られずに冬の北東北の旅を終えた。
天候にも恵まれて、楽しい旅だった。
-----
関西に戻ってこの日は雪が降っていた。
こんな日に京都に行くのは辛い。
(京都は大阪よりも寒いことが多い)
案の定、京都は町中も雪が降っていた。
こんな降雪、北東北でも見なかったのに。
ちょうど夕食の時間だったので、崎陽軒の中華弁当を買ってラウンジに持ち込む。
ビールを飲みながら中華弁当を食べる。
これがなかなかうまかった。
すっかりいい気分になって、関空行きの飛行機が待つ搭乗口へと向かう。
今度はB777-200。大型機でしかもスーパーシート。
さっき乗った、DHC-8-400よりもシートピッチが狭いらしいB737と比べるまでもなく、広々としている。
もっとも、大館能代-羽田便は、隣は空席だったのでゆったりできたが。
スーパーシートは空席が目立つが、その後ろの前方普通席は空席が見あたらない。
後部座席は空席が多かったかもしれないが。
飛行機はさほど待たずに羽田空港を離陸。
東京タワーを眼下に見つつ、右旋回しながら上昇していく。
西の方が天気が悪いのか、地上の明かりは途切れ途切れだ。
時間が遅いので、軽食ではなく茶菓が振る舞われる。
茶菓はオーガニック野菜スイーツ専門店「ポタジエ」(Potager)のお菓子だった。
もうアルコールは十分なので、コーヒーをもらう。
東海道の海岸線沿いはずーっと光の帯が連なっているはずだが、外は雲が多いのか所々途切れている。
シートベルト着用サインが点灯。
関空の手前で何度が旋回したので、大阪湾をぐるりと回って南向きに着陸するのかと思った。
前方のスクリーンには、右側の滑走路が真正面にきている。
このまま着陸すると、新しくできた滑走路に初めて降りることになる。
やったー、と思ったが、着陸すると左手に見慣れたターミナルが見える。
ぐるぐる回ったように思ったが、北東向きに着陸したようだ。
夜も遅いので、ひょっとすると、と期待したのだが。
荷物を受け取ってバス乗り場へ。
最終のバスまではまだ時間があるので、ゆっくりしていたら、もう一本前のバスが止まっていた。
ひょっとしたら間に合うかも、と慌てる。
係の人に言うと、ちゃんと待ってもらえた。
あわてて切符を買ってバスに乗り込む。
いつもは混雑している印象がある遅い時間のバスだが、今日は空いていた。
シートを思い切り倒して少し眠る。
バスだと(空いていた場合だけだが)スーパーシートに乗った贅沢の余韻が家のすぐ近くまで持って帰ることができるのが利点だ。
結局、雪にも降られずに冬の北東北の旅を終えた。
天候にも恵まれて、楽しい旅だった。
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関西に戻ってこの日は雪が降っていた。
こんな日に京都に行くのは辛い。
(京都は大阪よりも寒いことが多い)
案の定、京都は町中も雪が降っていた。
こんな降雪、北東北でも見なかったのに。
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